このうち、@の認定書では「JIS A 6005(アスファルトルーフィングフェルト)に適合するアスファルトフェルト430又は防水シート等でNPO法人湿式仕上技術センターの製品品質基準に適合するもの」が認定条件として特定されています。したがって、何れかの条件に適合するものであれば適用できます。
なお、湿式仕上技術センターの製品品質基準では、「防水シートは目付70g/u以上、JIS L 1092(繊維製品の防水性試験方法)の低水圧法による耐水圧が2000mmH2O以上およびミューレン法による破裂強力が7kgf/cm2以上のものとする。」となっていますので、「改質アスファルトフェルト」の適合性については、各改質アスファルトフェルト製造所にお問い合わせください。
Aの認定書ではJIS A 6005に関係なく「単位面積質量860g/u以下・厚さ1.2mm以下のアスファルトフェルト」が認定条件となっていますので、その条件を満たしている「アスファルトフェルト」は、防水材として適用できます。
なお、「改質アスファルトフェルト」と称されている防水材は、防水性能・耐久性能を高めた「アスファルトフェルト」ですから、認定条件である「単位面積質量860g/u以下・厚さ1.2mm以下」を満たしていれば、防水材として適用できると考えられます。