セルフレベリング材の不具合現象に対するQ&Aをまとめました。
下記のバナーをクリックし、それぞれの項目をご確認ください。
下記のバナーをクリックし、それぞれの項目をご確認ください。
NO. | 発生原因 |
発生要因 | 対策(予防) | 処置方法 | ||
材料 |
施工 | 現場条件 | ||||
1 | 使用期限切れの材料の使用 |
○ | 製造業者の使用期限を厳守する。 | 凸部はサンダー、ポリッシャーなどで研磨する。 凹部は薄塗補修する。 打継部は、すり合わせ補修、ポリッシャーなどで研磨する。 | ||
2 | 水漏れ等で固結した材料の使用 | ○ |
材料の運搬、保管時に水に濡れないようにする。湿気の少ない屋内でパレット、桟木の上に置く。直射日光を避け、40℃以下の環境で貯蔵する。 | |||
3 | 漏れ止め不良 | ○ | JIS A 6916「建築用下地調整塗材」適合補修材など製造業者指定の補修材を使用し、開口部をしっかりと塞ぐ。 | |||
4 | あたり不良 | ○ | 水準器、レーザー等を使用し、1~3mピッチであたりを設ける。 | |||
5 | 混練水不足、過多 | ○ | 製造業者指定の水量を厳守する。 | |||
6 | 表面均し不良 | ○ | コテ、トンボ等を使い、あたりを目安に平滑に均す(均し過ぎない)。 | |||
7 | 練混ぜ不良 | ○ | 製造業者指定の器具および撹拌時間を厳守する。 | |||
8 | 流し込み不良 | ○ | 1ヶ所に流し込まず、移動しながら、墨およびあたりに合わせて均一に流し込む。 | |||
9 | 施工厚不良 | ○ | 製造業者指定の施工厚を厳守する。 | |||
10 | 打継部 | ○ | 必要に応じて補修する。 | |||
11 | アルミ製の器具を使用 | ○ | ハンドミキサー、混練容器等にアルミ製のものを使用しない。 | |||
12 | 極端な下地の段差 | ○ | 凸部ははつり取り、凹部は補修材で付け送りする。 | |||
13 | 通風 | ○ | 開口部を塞ぐ。 | |||
14 | 急結 | ○ | 極端に温度の高い水を使用しない。材料に直射日光を当てない。スラリーの極端な温度 |
トップへ戻る |
NO. | 発生原因 |
発生要因 | 対策(予防) | 処置方法 | ||
材料 |
施工 | 現場条件 | ||||
1 | プライマーの品質不良 | ○ | 製造業者指定の使用期限を厳守する。冷暗所に保管する。開封後は速やかに使い切る。 | エポキシ樹脂注入、しごき、はつり、再施工。 | ||
2 | プライマーの塗布不良 | ○ | 希釈倍率、塗布量、塗布方法は製造者の施工要領を厳守する。 | |||
3 | プライマーの乾燥不足 | ○ | 希釈倍率、塗布量、塗布方法は製造者の施工要領を厳守する。部分的な未乾燥部はウエスなどで拭き取る。 | |||
4 | プライマー塗布後の汚れ | ○ | 塗布後は入室しない。汚れた場合は、汚れを拭き取る。状況によっては、再塗布を考慮する。 | |||
5 | 下地の清掃不足 | ○ | 埃、粉塵などの清掃を徹底する。 | |||
6 | 施工厚不良 | ○ | 凸部ははつり取り、凹部は補修材などで付け送りする。 | |||
7 | 特定のコンクリート養生剤使用 | ○ | 事前に床コンクリート仕上げ業者に確認する。 | |||
8 | 高強度コンクリート使用 | ○ | 事前に確認する。場合によっては事前テストで接着強度を確認する。 | |||
9 | コンクリートの 養生不足 | ○ | コンクリートの養生期間は基本1ヶ月以上を確保する。 | |||
10 | 雨打たれ、レイタンス | ○ | ポリッシャーなどで脆弱部を除去する。 | |||
11 | 過度な表面押え (機械コテなど) | ○ | 下地コンクリート表面は木ゴテでむら取り+金ゴテ1回押させ程度に仕上げる。事前に接着強度を確認した上で、強度不足の場合は、目粗しを必ず実施する。また、プライマーの吸水状態を確認する。 | |||
12 | 弱材齢補修部 | ○ | セメントモルタル系補修材の場合、原則として夏期7日以上、冬期14日以上を確保する。 | |||
13 | 油分のしみ込み | ○ | しみ込んでいる部分を全てはつり取る。 |
|||
14 | 下地表面の異物 (パテ、ペンキなど) | ○ | スクレーパーなどを用いてきれいに取り除く。 | |||
15 | 躯体の振動 | できるだけSL材に振動を与えないようにする(特に弱材齢時、S造、デッキプレートは要注意) |
トップへ戻る |
| ||||||
NO. | 発生原因 |
発生要因 | 対策(予防) | 処置方法 | ||
材料 |
施工 | 現場条件 | ||||
1 | 使用期限切れ材料の使用 |
○ | 製造業者指定の使用期限を厳守する。 | エポキシ樹脂注入、しごき、はつり、再施工。 | ||
2 | 漏れ止め不良 | ○ |
JIS A 6916「建築用下地調整塗材」適合補修材など製造業者指定の補修材を使用し、開口部をしっかりと塞ぐ。 | |||
3 | 混練水不足、過多 | ○ | 希釈倍率、塗布量、塗布方法は製造者の施工要領を厳守する。部分的な未乾燥部はウエスなどで拭き取る。 | |||
4 | 練混ぜ不良 | ○ | 製造業者指定の器具および撹拌時間を厳守する。 | |||
5 | 極端な下地の段差 | ○ | 凸部ははつり取り、凹部は補修材で付け送りする。 | |||
6 | 通風 | ○ | 開口部を塞ぐ。 | |||
7 | 直射日光 | ○ | 直射日光を当てない。 | |||
8 | 躯体の振動 | ○ | できるだけSL材に振動を与えないようにする(特に弱材齢時、S造、デッキプレートは要注意) | |||
9 | 下地のひび割れ | ○ | コンクリートの養生期間は基本1ヶ月以上を確保する。 | |||
10 | 1ヶ月以上仕上げ材を施工しない下地のひび割れ | ○ | ポリッシャーなどで脆弱部を除去する。 | |||
11 | 施工厚不良 | 下地コンクリート表面は木ゴテでむら取り+金ゴテ1回押させ程度に仕上げる。事前に接着強度を確認した上で、強度不足の場合は、目粗しを必ず実施する。また、プライマーの吸水状態を確認する。 |
トップへ戻る |
NO. | 発生原因 |
発生要因 | 対策(予防) | 処置方法 | ||
材料 |
施工 | 現場条件 | ||||
1 | プライマーの品質不良 |
○ | 製造業者指定の使用期限を厳守する。冷暗所に保管する。開封後は速やかに使い切る。 | ポリッシャー、コテ等で研磨。 必要に応じて薄塗補修。 | ||
2 | プライマーの塗布不良 | ○ | 希釈倍率、塗布量、塗布方法は製造者の施工要領を厳守する。 | |||
3 | プライマーの乾燥不足 | ○ | 希釈倍率、塗布量、塗布方法は製造者の施工要領を厳守する。部分的な未乾燥部はウエスなどで拭き取る。 | |||
4 | 練混ぜ不良 | ○ | 製造業者指定の器具および撹拌時間を厳守する。 | |||
5 | 混練水不足、 過多 | ○ | 製造業者指定の水量を厳守する。水平な所で計量する。 | |||
6 | アルミ製の器具を使用 | ○ | ハンドミキサー、混練容器等にアルミ製のものを使用しない。 | |||
7 | 下地コン表層の 押え不足雨打たれ、レイタンス | ○ | 下地コンクリート表面は木ゴテでむら取り+金ゴテ1回押させ程度に仕上げる。事前に接着強度を確認した上で、強度不足の場合は、目粗しを必ず実施する。また、プライマーの吸水状態を確認する。 | |||
8 | 雨打たれ、レイタンス | ○ | ポリッシャーなどで脆弱部を除去する。 |
トップへ戻る |
NO. | 発生原因 |
発生要因 | 対策(予防) | 処置方法 | ||
材料 |
施工 | 現場条件 | ||||
1 | 使用期限切れ
材料の使用 |
○ | 製造業者指定の使用期限を厳守する。 | ポリッシャーで研磨。表面強化剤を塗布。吸水調整材を塗布。 | ||
2 | 混練水の過多 | ○ |
製造者指定の水量を厳守する。 | |||
3 | 表面均し不良 (過多) | ○ | コテ、トンボ等を使用し、あたりを目安に平滑に均す(均し過ぎない)。 | |||
4 | 練混ぜ不良 | ○ | 製造業者指定の器具および撹拌時間を厳守する。 | |||
5 | プライマーの 乾燥不足 | ○ | 希釈倍率、塗布量、塗布方法は製造業者の要領を厳守する。部分的な未乾燥部はウエス等で拭き取る。 | |||
6 | 防凍剤、防水材等、他の材料添加 | ○ | 水以外の他の材料は添加しない。 | |||
7 | 施工厚不良 | ○ | 製造業者指定の施工厚を厳守する。 | |||
8 | 5℃以下の低温環境 | ○ | 室温が5℃以下の場合は採暖する。日中の平均気温が5℃以下の施工は控える。 | |||
9 | 材料の温度低下 | ○ | 材料は適正に保管する。極度に水温が低い場合は、投げ込みヒーター等で加温して使用する。 | |||
10 | 雨水等の侵入 | ○ | 雨水等の水が侵入しないように漏水個所を、開口部は塞ぐ。 |
トップへ戻る |
| ||||||
NO. | 発生原因 |
発生要因 | 対策(予防) | 処置方法 | ||
材料 |
施工 | 現場条件 | ||||
1 | あたり不良 |
○ | 水準器、レーザー等を使用し1~3mピッチであたりをつける。 | ポリッシャーで研磨。表面強化剤を塗布。吸水調整材を塗布。 | ||
2 | 表面均し不良 | ○ |
コテ、トンボ等を使い、あたりを目安に平滑に均す(均し過ぎない)。 | |||
3 | 流し込み不良 | ○ | 1ヶ所に流し込まず、移動しながら、墨およびあたりに合わせて均一に流し込む。 | |||
4 | 通風 | ○ | 開口部を塞ぐ。 | |||
5 | 躯体の振動 | ○ | できるだけSL材に振動を与えない(特に若材齢時)。 |
トップへ戻る |