

タイカモルタルは、 平成元年より元建設省建築研究所と日本建築仕上材工業会との官民連帯共同研究 「アスベスト代替材料の適用化技術研究」の一環として実施してきた「軽量セメントモルタルの耐火性能に関する研究」の成果として開発されました。
タイカモルタルは、 人体に有害なアスベストや、 ロックウール等を一切使用せず、 耐火性能はもとより鉄骨面への高い付着性・防錆性を兼ね備えた高性能と、環境にやさしい新しい耐火被覆材です。
ページの概要
タイカモルタルの特徴
1. 薄くて軽量で優れた耐火性能を実現します
吹付けロックウール等に比べ、薄い被覆厚さで優れた耐火性能を発揮します。
2. 表面着色も可能ですから、 意匠性の要求にも対応します
こて塗り仕上げが可能で、 そのままでも意匠性に優れています。また、吹付けロックウール等に比べ、材料強度が大きいので表面の化粧仕上げが可能です。
3. 優れた防錆効果
塩水噴霧試験 500 時間に合格、剥離・膨れ等なく、長期間に渡り安定したPHを維持し、 優れた防錆効果を発揮します。
4. こて塗り・吹付けが可能です
こて塗り湿式吹付け工法が可能ですから、現場の状況を選ばず施工することができます。また、乾式吹付工法のように作業時にほこり等の発生がほとんどありません。
5. アスベスト、ロックウールは一切使用していません
アスベストやロックウールを一切含有しない新しいタイプの、生活環境にやさしい耐火被覆材です。
認定番号
軽量セメントモルタル耐火被覆構造

ALC 壁パネル(75mm厚以上)軽量セメントモルタル合成被覆構造

プレキャストコンクリート板(120mm厚以上)軽量セメントモルタル合成被覆構造

軽量セメントモルタル被覆間仕切壁

基本物性
※材令 28日

部位別耐火構造規定
建築基準法(施行令第107条)耐火構造規定による建築物の階数および各主要構造部の耐火時間は、以下の通りです。
※塔屋面積が建築面積の1/8以下のもの。それ以上の場合は、最上階とみなされます。

耐火構造規定による建築物の階数およびその各主要構造物の耐火時間は上記の通り
です。維持しなければならない耐火性能は建物の階数によって異なります。
施工手順
標準施工図
メーカー一覧
軽量セメントモルタル耐火被覆材国土交通省認定メーカー
耐火構造規定による建築物の階数およびその各主要構造物の耐火時間は上記の通りです。維持しなければならない耐火性能は建物の階数によって異なります。