建築現場における熟練技能者不足が問題視されている中、工期短縮・
省力化の必要性は、ますます大きくなっています。また、住宅瑕疵担保履行法施行や長期優良住宅制度の導入などにより、建築材料の品質に対する要求性能も様々に変化してきています。そうした中、熟練技能を有することなく、水平精度に優れた床面が得られるセルフレベリング材(SL材)は、マンションなどの住宅、学校・病院などの公共施設を始め、倉庫・工場などの非住居系建築物にも、幅広く採用されるようになりました。SL材を用いた工法は、その長年に亘る実績を評価され、「公共建築工事標準仕様書(建築工事編)」、「公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)」にも採用されており、SL材を使用する建築物は、今後も増加していくものと期待しています。
日本建築仕上材工業会SL材部会は、多種多様なユーザーニーズに応えるため、品質並びに信頼性向上を図る様々な活動を行いつつ、ユーザーがSL材を安心してご使用いただくために、SL工法の普及活動に努めています。
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