内装塗り仕上げのための
適切なせっこうボード下地のつくりかた

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よい塗り仕上げの基本は、下地となるせっこうボードが、動かないようしっかりと固定されていることです。

このサイトは、( 社 ) 日本建築学会の建築工事標準仕様書 ( JASS ) 等の内容をふまえ、
よりよい下地づくりのための手引きとして独自に作成したものです。

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木造下地組みにおける、せっこうボードの割り付け方・張り方

① せっこうボードのサイズ
② 柱・間柱・接合材( 釘・ビス )の間隔
③ 接合材( 釘・ビス )の長さ

※鋼製下地の場合、留付け間隔が若干異なります。(「チェックポイント」参照 )
※接合材はステンレス鋼製、または亜鉛めっき、電気亜鉛めっき処理されたものを使用してください。

直張り工法における、せっこうボードの張り方

① ダンゴの配置
② ダンゴのサイズ
③ 下地の乾燥

※下地には吸水調整材を塗布し、下こすりの後、コテ圧をかけて塗り付けてください。

開口部まわりの処理方法

① ジョイントは少なく
② 開口部の角にはジョイントを設けない
③ 開口部まわりなどの補強

ジョイントの種類・ジョイントの処理方法

せっこうボードには、エッジの形状により「テーパエッジ」、「ベベルエッジ」および「スクェアエッジ」の3種類があります。
塗り仕上げ材を施工する場合は、継ぎ目部分を平滑に仕上げやすいテーパエッジが好ましいでしょう。
ベベルエッジでも平滑な下地を作ることが可能ですが、より注意深い目地処理が求められます。

ジョイントの処理方法

※左官仕上げの場合のジョイント処理は、仕上げ材料製造業者の仕様によります。

※パテ付けおよび研磨の注意点は、出隅の処理方法・入隅の処理方法を参照してください

出隅の処理方法

●ボードの切断面(せっこう)が出ないようにします。または、吸水調整材を塗布しておきます。紙が巻いてある部分とせっこうがむき出しになっている部分では、水分の吸い込み具合が大きく異なるため、クラックや色むらの原因になります。

●汚れ・ほこり等を除去します。
●コーナービードが浮いている場合は、ヘリの部分に釘を打ち込み、押さえるようにします。
※塗り仕上げ材の場合は、出隅に曲線処理を施すことが可能です。

●浮きのないように張り付けます。

入隅の処理方法

●ボードの継ぎ目に木下地を入れるようにします。

●汚れ・ほこり等を除去します。
●欠けている部分があれば予めパテ等で補修します。

●浮きのないようにガラス繊維製ジョイントテープを張り付けます。

さらに塗装仕上げの場合は・・・

●パテを塗る前に、テープが十分に接着しているか確認します。

●パテが十分に乾燥していること。
●研磨紙 P240、電動サンダー、ユニバーサルサンダーまたは手作業で平滑にします。
※パテ付け・研磨は2~3回繰り返すと、より平滑に仕上がります。

塗り仕上げ材の施工例

Q&A

Q&Aを表示する
Q1 : せっこうボードの二重張りをする場合は?

二重張りとする場合は、必ず下張りのせっこうボードとジョイント位置をずらし、接着材を全面に塗り付け、ステープル等で固定します。


Q2 : 天井まで一枚で張れない場合は?

せっこうボードの大判化が進み、高さ方向のジョイントが無く一枚のせっこうボードで張るケースが増えています。
ただし、天井まで一枚のせっこうボードで張れない場合は、千鳥で張って下地の動きを分散させます。


Q3 : 接合材(ビス、釘)には、どのようなものを使用したら良い?

せっこうボード用の接合材が腐食すると、発せい(錆)による汚れや、体積の膨張によるひび割れの発生、仕上げ材のはく離等の不具合が生じる場合がありますので、さびの生じにくいステンレス鋼製または亜鉛メッキ、電気亜鉛メッキ処理されたものなど、防せい(錆)処理された接合材を用います。


Q4 : 平ボードでは、ジョイントテープは張らなくて良い?

せっこうボードの継目部の一体性を確保するにはテーパエッジのボードを用いることが望ましく、次いでベベルエッジ、スクエア(平)エッジの順になりますが、平ボードを用いる場合でも、目地クラックの低減のために、ガラス繊維製ジョイントテープを張ることをお勧めします。


Q5 : 直張り用接着材のダンゴの塗り付け量に規定はありますか?

直張り用接着材の塗り付け量が不足すると接着力が確保できずにはく離する危険があります。平成19年版公共建築工事標準仕様書に記載してある直張り用接着材の塗り付け間隔を次に示します。なお、標準的なダンゴのサイズはおおよそ横100mm、縦150mmとし、盛り上げ高さは仕上げ厚さ(通常20~25mm)の2倍以上とします。

施工部位塗り付けピッチ
腰壁部(床上1.2m以下の部分)200~250mm
腰壁上部(床上1.2mを越える部分)250~300mm
せっこうボード周辺部150~200mm

Q6 : ガラス繊維製ジョイントテープの幅に規定はありますか?

ガラス繊維製ジョイントテープの幅は50mmが標準ですが、他に35mmや150mmの製品もあります。幅が広いものを使うほど、目地部のせん断強度が高くなる傾向にあります。


チェックポイント

各団体連絡先

内装仕上塗材の商品を調べるには、材料メーカーの団体である日本建築仕上材工業会 ( NSK ) のホームページが便利です。


安心できる内装塗り仕上げのためには、きちんとした工事が必要です。工事は、左官・塗装・吹付けによって行なわれます。それらの代表的な施工団体として、(社)日本左官業組合連合会、(社)日本塗装工業会および日本外壁仕上業協同組合連合会があり、技能者の育成とともによりよい工事のための活動をしています。

㈳日本左官業組合連合会ホームページ

社団法人日本塗装工業会ホームページ

日本外壁仕上業協同組合連合会
TEL03-3379-4338 FAX03-3374-3982

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